petitpapa-de-gamin’s blog

子供を授かり人生観がガッツリ変わったアラフォーパパの子育てブログ

2017年 10月 みちゃこの刑 2

もうお察ししてもらえたと思いますが、

はい。お漏れです。

しかも「大」。

 

そしてガッツリと。

 

抱っこ紐を貫通しているあーくんのお漏れ。

当然あーパパの下腹部にも到達。

 

目の前で行われてるテニスの試合は一切視界に入って来ない。

頭にあるのは、

 

(どうしよう…)

 

ただそれだけ。

 

2〜3分停止していた思考から戻り、

まずは状況を整理した。

 

・持ち物

ベビーカー

着替え(上着のみ)

おしりふき

おむつ

小さなタオル

 

・無い物

自分の着替え

あーくんの肌着

 

・周囲の状況

関係者はたくさんいるが、お漏れの世話は頼みづらい

数百メートル先にトイレ

晴天

 

とこんな感じ。

 

最優先事項がオムツの交換と着替えなのは明白なので、その場を離れてちょっと人気の無い所へ移動し、小さなタオルを引いたベビーカーにあーくんを移動し、脱衣にかかる。

うっ、想像以上にお漏れが広範囲😭

汚れた抱っこ紐やあーくんの衣類を一旦植木の上に置き、あーくんを全裸にして両足を片手で持ち上げてベビーカーへの汚染拡大を防ぎつつ、もう一方の手であーくんの体に付着した液状のウンチをお尻拭きで拭いていく。

5枚、10枚…結果約20枚近く使ってようやくあーくんがとりあえず綺麗になった。

ベビーカーの脇には真っ茶色のオムツとお尻拭きの山が出来てる…😭

(これ、どーやって捨てるんだよ…)

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と、また呆然としかけたが、次の優先事項はあーくんに服を着せること。

ただ、肌着は無い。

だってこんな状況を想定してないから。

よってオム1(オムツ一丁のこと)でダイレクトにTシャツ、短パンを履かせる。

これでまたお漏れしたら…

不安はあるがこれしか選択肢がないのでしょうがない…

ようやく、あーくんの処理を終えた。

 

さて、ここからも問題山積み😫

・大量の使用済みお尻拭きとオムツ(ビニール袋は無い)

・ウンチまみれの抱っこ紐

・ウンチまみれのあーくんの服

 

まずこのオムツ達を何とか出来れば移動できるのだが…と思っていた時に、現役のお母さん(顔見知り)が隣を通りかかった。

「大丈夫…?」

あまりにも詰んだ状況のあーパパを見て、声を掛けてくれた。

「あの…、ビニール袋ってあったりします?」

「あるわよ!」

 

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

神降臨!

 

こうして課題だったオムツ達を一気に処理出来た。心から御礼を伝え、次の課題へ。

 

抱っこ紐と服を片手にベビーカーでトイレへGO。

幸い誰もいないので、ベビーカーごとトイレへ入り、洗面台でハンドソープでできる限りのお洗濯。当然完全に綺麗にはならず黄色いシミは残るが、乾けば使用できる状態になった^ ^

 

そして今日は秋だけど晴天!!

 

はい、全く出口の見えなかった長いトンネルの出口が見えてきました。

今まで、自分や他のママ達の「詰んだ」状況を見たり体験してきたけど、今回のこれはかなり高レベルw

 

先ほどあーくんを着替えさせた場所へ戻り、日当たりの良い植木の上にあーくんの服と抱っこ紐を並べてようやく一息つけた。

 

そこからしばらくテニスの応援🎾

しかも先ほどの女神(ビニール袋をくれた方)からあーくんのお世話を提案して頂き、有り難くあーくんを預ける事が出来たので、約30分全力の応援が出来た😎

5試合のシングルス。

結果は2-3で合計3-4となり、残念ながら1部昇格をわずかの差で逃してしまった…orz

 

思い返してみれば、あのダブルスのマッチポイントが取れていたら…

結果は逆でした。

ほんのわずかな「差」で届かない1部の壁。

勝負の世界は本当に厳しい。

でも、あーパパがいつも思うのは、この結果が今後の長い人生の中で左右する事はそんなに無く、むしろ、ここまで厳しい団体の中で切磋琢磨する環境で学んだ事の方が遥かに今後の人生を左右するということ。だから結果は確かに悔しいけど、全力で戦っている後輩達を見て素直に(これからも社会で頑張れよ^ ^)と思える。

 

悔しいはずなのになんか清々しい気持ちで、晴天の下で完全に乾いた抱っこ紐であーくんを抱えて帰途に着いた。

 

こうしてお家に帰ったあーパパはマル子に今日の出来事をカクカクシカジカ説明すると、マル子は嬉しそうにケラケラ笑っている😤

他人の不幸を喜ぶタイプらしいw

そして、

「あ、それって…」

と言いながらマル子が携帯の画面を見せてきた。

そこにはタレントの安田美沙子さんの出来事が書かれていて、多少の誤差はあるものの極めてあーパパの体験と酷似した内容が書かれていた。

 

「こりゃあ、みちゃこの刑だね」

とあーパパが呟き、我が家では、

「遠方に外出中に、ウンチがまだ液状の乳児が抱っこ紐の中で大量のお漏れをして手詰まりになる状況」

を「みちゃこの刑」と命名しました。